ベルリンで賃貸物件探しってどんな感じ?|前編

ベルリンはドイツの首都であり、アートやIT産業が盛んな国際都市です。ヨーロッパの他の国々と比べても物価が比較的に安価であり、就労ビザ等も他都市と比べて取得がしやすく、英語も通じることから今日たくさんの方がベルリンに集まってきています。
そんな魅力満載なベルリンへ夢や希望を持ってベルリンにやってくる人に待ち受けているのが慢性的な住処不足の中で行う物件探しなのです…。
そこで今回は、筆者の実体験に基づくベルリンでの賃貸物件探しの色々を前編/後編にわけてご紹介いたします。

WGと賃貸物件って何がちがうの?

まず、WGとはドイツ語のWohngemeinschaftの略称であり、ルームシェアやハウスシェアのことを指します。ドイツでは比較的主流な暮らし方かなと思います!
ルームシェアなのでもちろんキッチンやバスルーム等は共同スペースとしてシェア、プライベートスペースとしては自室がある形です。
WGはドイツ人のみだけではなく、ベルリンに住んでいる外国人と友達になれる場でもあり、ドイツビギナーの方は、特にベルリンの暮らし方を知るチャンスとなると思うのでオススメです。

 

実際に私もドイツに来たての頃は、パートナーが既に住んでいたWGに4か月ほど住ませてもらい、ゴミの出し方や隣人の荷物を一時的に預かる事、おいしいレストランなどを教えてもらいました。
WGの探し方の詳細は今回は省きますが、WG専用のサイトや、Ebay、フェイスブック等のコミュニティーサイトで探すことができます。尚、ベルリンではWG/賃貸物件に関わらず住所登録が必要です。これをしないと銀行口座開設や、ビザの取得、就労ができません!!!
また、悲しくも物件詐欺もあるので要注意…。内見前に手数料といってお金を振り込んだり、海外にいるのでカギは郵送で送ります…等はレッドフラグです!!!

条件に合う物件がない?どうする??

冒頭で紹介した通りベルリンでは「住みたいと思っている人>住む場所」となっており、慢性的に物件数が足りていません。また、年々賃貸料も上がっており、ワンルームアパートでも相場は700ユーロ程、地域によっては2009年より50%以上も値上がりしているところもあります。
家賃相場比較サイト:Berliner Morgenpost

 

また、ベルリンの中心部であるミッテでは空き物件もすくないためなかなか予算と合う物件を探すのが大変になっているのが現状です…。また、希望物件が仮にあったとしても自分の収入が賃料の3倍、4倍以上ないと申込み自体ができない等の制限もあるんです。
更に、筆者のような永住権をもっていない、ドイツ語がまだまだ不十分な外国人にとっては更にハードルが上がります。なんせ、物件探しから内見、申込み、契約書のサインまでドイツ語で対応しないといけないのですから…。
もちろん、ドイツ語に自信がない人のための代行サービス等もありますし、ベルリンなので英語は通じなくはないですが、経験上ドイツ語が分からないんだと思われると審査の際はじかれるリスク大と感じました。

ベルリンの物件探しはここで探すべし

では、物件はどうやって・どこで探すんだ???っていう話になるかと思います。
1番メジャーなのは、不動産サイト「immoscout24」、「immowelt」、または「ebay Kleinanzeigen」で探す方法かと思います。

immoscout24

 

物件情報サイト:immoscout24

 

個人的にこのサイトが1番使いやすいと思います。
私は今までに2度賃貸物件探しをしていますが、1度目はこのサイトで物件をゲットしました!Webサイトの他にAppもあるので、物件情報更新アラートをONにしておけば、常に最新情報を確認することができます。
尚、検索では以下を入力して検索をすると、希望条件にあった物件が表示されます。

条件入力画面条件入力画面

 

1.物件を探したいエリア
2.賃貸(Mieten)/購買物件(Kaufen/Bauen)
3.アパート/一戸建て/WG/オフィス等(Wohnung/sHaus/WG Zımmer/Büro)
4.最高予算
5.最低部屋数
6.最低敷地面積
7.希望エリアから何キロまでを検索有効にするのか

条件検索

また、検索をかけたものの更に条件を絞りたい場合(例:バルコニーの有無、アパートの築年数、物件交換[※1]、WBS[※2]の有無等)は、フィルター/条件検索をかけることもできます。
物件の表示方法もリスト表示と、マップ内表示ができるので、土地勘がなくてもマップ表示を使用すれば大体の位置をイメージすることができます。

 

※1物件交換:Tauschwohnungen
私は試したことがないのですが、「自分たちの住んでいるところと貴方の住んでいるところを交換しましょう!」ということみたいです。交換物件がない場合は利用できず、空き物件より相当数広告がでているため条件検索でオフにすることをオススメします。

 

※2WBS:WBS = Wohnberechtigungsscheinの略称|助成金で建設された物件である社会住宅(Sozialwohnung)へ住むことができる許可証のこと。
イメージでいえば、日本の県営住宅や、市営住宅に近いと思います。尚、WBS証明書取得には一定条件が必要になります。

immowelt

 

物件情報サイト:immowelt

 

immowelt

2度目の物件は、このサイトでゲットしました!こちらもシンプルで使いやすいサイトなのでオススメです。
プルリクエストで、検索をかけたい条件を選択し、検索をします。
1つ目に紹介したimmoscout24と同様に、より詳細な条件を入力してのフィルター検索や、リスト/マップ表示も可能です。

デフォルトメッセージ
デフォルトメッセージ

このサイトの嬉しいポイントは、内見を申込む際のメッセージがデフォルト記入されていること。(「この物件のオファーに興味があります!内見への参加を希望しますので連絡ください。」といった内容です)ドイツ語に自信がない場合は、デフォルトフォームでリクエスト送信するか、少しだけ手を加えて送信するだけでOKなのは、魅力的ではないでしょうか?

ebay Kleinanzeigen

 

物件情報サイト:ebay Kleinanzeigen

 

ebay Kleinanzeigen

ドイツ語がある程度分かる方や、リーズナブルな価格帯の物件を探す意欲に満ち溢れている方に向いているのがこの方法ではないかと思います。
左側のカテゴリーにある不動産(Immobilien)からベルリン賃貸物件(Mietwohnungen in Berlin)をクリックするとリストで投稿ポストが確認できます。フィルター/条件検索ももちろん可能ですよ!

 

賃貸物件探し以外の用途での利用も盛んなローカルサイトかなと思います。情報の入れ替わりがとても速く私も数件お問い合わせをしましたが、「もういい人が見つかった」と断られるか、返事が来ないことが大半で大惨敗でした…。しかし、私の友人でWGルームを安い価格でみつけた方もいるので、タイミングと運次第では、他サイトより安価で良い物件が手に入るかもしれません。
また、物件を探していることをポストできるものメリットかなと思います。
ちなみに、お問い合わせや、ポストを投稿したい場合は無料の会員登録が必要になります。

 

このほか、フェイスブックや、コミュニティーサイトでも物件を探すことができます♪

内見(アパートの下見)に行こう!

不動産サイトや、フェイスブック等でのコミュニティーサイトから良さそうな物件へ内見の申込みを行った後は、ついに内見です!
しかし、この内見の招待はランダムにそして唐突に内見のお知らせが届きます…。前日の夜に内見招待のお知らせが来ていて、内見予定時間は朝の9時なんて時もあります。
しかもこちらの予定はガン無視で、リスケも不可能です。なので、予定があって行けない場合はその物件はあきらめるほかありません。そしてコロナ制限が撤廃されつつありますが、コロナ渦での物件探しでは内見数も相当絞っているそうです。
つまり、申込み可能物件数が少ない上に内見も選ばれるかは運次第…。賃貸物件探しは長期戦覚悟の戦いなのです。そのため、賃貸物件探しには相当な時間の余裕と忍耐をもって行いましょう!

 

また、物件獲得まで長期戦になると思うのでストレス回避グッズと胃薬をしっかり用意してくださいね(苦笑)
私自身も、今回の物件探しでは胃を痛めながら、泣きそうになりつつ毎日良さそうな物件に内見申込みを送っていました。
私は今回物件が決まるまでの1か月弱、

 

①内見申込みをトータル80件超送信
②内見招待はそのうちの2割弱
③私の予定の都合上、実際に見学できたのは6件でした。

 

ちなみに、内見に進めないとその物件にはそもそも入居申込みできないのですが、ドイツは日本と違い、不動産屋や、大家さんが入居者を決めます。
そのため賃貸契約書へサインするまでは安心できないということも忘れてはいけません…。

 

次回は内見後に必要な書類や、契約書へのサインまでの手順、カギの受け渡しについてを紹介したいと思います。
また、引っ越しの際に忘れてはいけないの手続きについても書ければと思いますので後編もぜひ購読よろしくお願います!
関連記事:ベルリンで賃貸物件探しってどんな感じ?|後編
関連記事:ベルリンでの物件探しWEBサイトまとめ

Mia

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2019年にベルリンに結婚を機に移住。
趣味はパン作りとガーデニング。お酒も大好き。

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