ベルリンの蚤の市で掘り出し物を見つけよう!Mauerpark Flohmarkt(マウアーパーク フローマークト)|前編

ベルリンの日曜日は、スーパーも、モールまでもが閉まるまさにチルデー。なので日曜日のための買い物は、土曜日の夜がラストチャンス!日用品の買い物のために土曜の夜に焦ってスーパーに駆け込んだ経験がある人は私だけではないはず。日曜日のための食料や、日用品のストックには注意が必要なのです。

日用品の買い物こそできないものの、日曜日だからこそ楽しめることもあります。それが今回ご紹介する蚤の市、Mauerpark Flohmarkt(マウアーパーク フローマークト)!

特にこれからの暖かい季節、日曜日のマウアーパークは蚤の市散策も、ピクニックもできて一石二鳥。公園にはたくさん人も集まるので、地元民に紛れて”The ベルリナーのチルデー”を味わってみたいという方にもおすすめの場所です。

Mauerpark Flohmarkt(マウアーパーク フローマークト)とは

とにかく大盛況!

マウアーパークは、ベルリンの中心地Prenzlauerberg地区にある大きな公園です。 Mauerは日本語に訳すと壁。なのでMauerparkを直訳すると、「壁公園」になります。

なぜ壁公園なのかというと、このマウアパークは旧東・西ドイツの国境に沿ってできている公園だから。国境にはかつてベルリンの壁が長々と続いていたため、その壁に沿ってできた公園はマウアパークと呼ばれるようになりました。

そんなマウアパークで毎週日曜日に開催される蚤の市が、Mauerpark Flohmarktです!

Mauerpark Flohmarktは、ベルリンの蚤の市の中でも、大きさも来場者数も最大規模。

古着やレトロな雑貨や家具など蚤の市ならではのものが手に入るのはもちろん、ベルリンで活躍するクリエイターの作品なんかも買うことができます。

レトロ可愛い雑貨って、全く実用性はなくてもその可愛さに惹かれてつい買ってしまいますよね。それに共感して頂ける方には、Mauerpark Flohmarktはかなり心ときめく場所になるはずです!

お店の台に並ぶレトロ雑貨

さらに春や夏には、公園内のコロッシアムで大道芸が観られたり、路上ライブをするストリートミュージシャンたちの演奏も相まってまるでお祭りのような雰囲気が楽しめます。

これからの季節がアツいMauerpark Flohmarkt。さっそくその魅力を紹介していきたいと思います!

レトロ可愛いが溢れる市場

ビンテージに溢れるポストカードショップ

Flohmarktの入口を抜けると、そこはもうレトロ天国。一見ガラクタのようなレトロな小物が大量に入った段ボールがずらりと並んでいます。レトロな家具も地面に直置きスタイルで売られています。

直置きで売られるレトロ家具

出品されているレトロ品にはヴィンテージのものも混じっていたりするので、根気よく段ボールの中を物色すれば掘り出し物に出会えるかもしれません。実際中にはガラクタが売っていたりもしますが、そのガラクタも楽しみつつ、心踊る掘り出し物を探すことも蚤の市散策の醍醐味の一つです。

レトロなLEGOが詰まったボックス
デザイン豊富なレトロマトリョーシカ
古物が入った木箱

欲しい商品が見つかったら、周りにいるお店の人に声をかけて値段を聞いてみましょう。誰が店員か分からない場合は、「Bitte schön(ビッテシュン!」(いらっしゃいませ!)と声かけをしている人を探してみてください。

ちなみに、値段交渉もすることができるので、提示された値段が少し高いなと感じたときは思い切って値切りに挑戦してみても良いかもしれません。値切り交渉はスピード感が大事!テンポよく希望の値段を切り出してみましょう。

大体のお店は英語が通じますので、ご心配なく。

レトロ品が並ぶコーナーでは、実用的な商品も見つけることができます。

この日はゾウの形をしたオブジェのようなライターや、年季が入った現役コーヒーミルなども発見しました。どちらも良い味が出ています。

鉄製のゾウ型ライター
年季の入ったコーヒーミル
レトロなカトラリー
20種類以上並ぶレトロなキャンドルホルダー
レトロなコースターが大量に入った段ボール
レトロミニ缶
レトロミニ缶の中身

中には食器類や花瓶、大きめの鏡や椅子などを売っているお店もあります。

ただ、買ったものはそのまま持ち帰るのが鉄則なので、持ち帰るのが大変そうな大きいものを買いたい場合は友達と行くのがおすすめです。

Flohmarktでお気に入りの古着に出会おう!

マーケットに並ぶ古着

日曜日に古着を買いに行きたくなったら、蚤の市へ行ってみるのがおすすめです。

Mauerpark Flohmarktは古着屋の出店数も多いため、古着の選択肢も豊富です。

テントの下に並べられた冬物のコート
デザイナーが出店する洋服屋

デザイナーがお店を出しているエリアに行くと、お店の人本人が作った服なんかも買うことができます。ファストファッションではまずお目にかかれない、ユニークなデザインに出会えます。

なんだろうこのお店は…!

マーケット内を歩いていると、前方になんともハッピーな雰囲気に包まれたお店を発見。その名もtiny ass paintings(小さいお尻の絵)!屋台には「I paint any ass(どんなお尻も描きます)」と書かれた張り紙が…!

気になるこのお店の正体は、後編で。

アクセスと注意点

Flohmarkt im Mauerpark

開催日: 毎週日曜日
時間: 10-18時まで
住所: Bernauer Straße 63-64 13355 Berlin
アクセス: Tram M10 Wolliner Str. 駅から徒歩2分

S-Bahn Warschauer Straße駅から徒歩5分

いくつかのお店を除いてはクレジットカードが使えない店が多いので、現金を用意しておきましょう。細かいお金と、大きいお金をどちらも持っておくのがベストです。

基本的に袋はもらえないので、大きめのバッグを持参することをおすすめします!

kanako

Kanako

ワーホリ生活1年を経て、そのまま本腰をいれてベルリンに居住。最近のブームはバインミーで、マーケットやお散歩に行くのが好き。趣味はキッチンドランカー。

UnternehmenOK!ベルリン 運営会社

OK!ベルリン とは画像
会社名
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