ベルリンには日本のようにペットショップがないということをご存知ですか?
今回は、犬に優しいと言われているベルリンで犬を飼う方法をご紹介します。
ベルリンのTierheim(動物保護施設)で探す
ベルリンには、”Tierheim”という動物を保護し育てている施設があります。
何らかの理由でお世話ができなくなった動物たちがTierheimに預けられるのです。
ここで愛犬を探したい場合・・・
1.犬を探す
まずはTierheimのWebページにてお気に入りの犬を探します。
どんな性格でどのような経緯で預けられたのかも説明が記載されているので、じっくり考えることが大切です!
2.Tierheimへ連絡
お気に入りの犬が見つかり次第、Tierheimへ連絡します。
その際に面会の日時なども決めます。
3.面会
いよいよ面会の日!実際に触れ合うことで更に距離が縮まります。
一度の訪問で決められない場合も、何度も訪問してじっくり考えながら決めることができますよ。
4.面接
家族に迎え入れたい愛犬が見つかれば面接をします。
住居環境や家族構成に問題ないか厳密に審査され許可が下りれば、これまでにかかったワクチン代などを支払い家へ連れて帰ります。
ベルリンもしくは他の国や都市のブリーダーを探す
ブリーダーから引き取り、飼う方法もあります。ブリーダーを探す方法として、飼いたい犬種のブリーダーをWebで探すか、“ebay”というオークションサイトや“Tierwelt”というサイトで探す方法があります。
これらの方法で愛犬を探したい場合…
1.ブリーダーへ連絡
まずはブリーダーへ連絡をとります。
自身の自己紹介とアピールをすることで、ブリーダーの信用を得ることがポイントです。
同時に、こちら側もブリーダーを信用できるかどうか見極めることも大切です。
2.面談の設定
面談の日時を決めます。
よくある詐欺として、面会をさせずに支払いを催促するという手口があります。面談をせずに飼うことは違法となっているので、必ず面談をさせてもらえるかどうか確認しましょう!
3.面談
面談の際には、自分が気になる事項をどんどんブリーダーへ質問しましょう。
また、生活環境や犬の状態が良いものかも判断しましょう。
4.マッチング
条件をクリアしたら家へ連れて帰ります。
ただし、生後8週間以降の犬のみ連れて帰ることができるので注意が必要です。
ちなみに、私自身パグをTierweltで探し、ブリーダーのところへ行った経験があります。ブリーダーがハンブルクの田舎のほうに住んでいたのでちょっとした旅行でした。友人のケースでは、ヨーロッパの他の国まで行き愛犬を探し出したという話も聞きます。ベルリンに限らず他の都市や国をまたいで探すことで、可能性も広がるのでオススメです!
ベルリンで犬を飼うにあたっての基本ルール
いざ、愛犬を迎え入れベルリンでの楽しい生活を送るためにも基本ルールを押さえておくことが大切です!
基本的にリードはつけなければいけない
ベルリンではノーリードで散歩している犬をよく見かけますが、法律上は公共交通機関・人が多い道・森林区域ではリードをつけなければいけません。
犬税を払わなければいけない
犬を飼い始めたらすぐに税務署へ登録をしにいきましょう。犬税は1ヶ月に10€ほどです。
犬の排泄物は飼い主が処理する
ベルリンでは犬の排泄物を放置している光景をよく見かけますが、これは違反です!きちんと袋を持参し、街中にあるオレンジ色のゴミ箱に捨てましょう。
これらのルールを破った場合、罰金などのペナルティがあるので注意しましょう!
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犬は常にあなたに寄り添うパートナーです。
私も悲しい時や悩んでいる時に、愛犬の存在に何度も救われたことがあります。
また、ベルリンには緑もあり大きな公園も多いので、犬にとっては最高な場所だといえます。ぜひ愛犬とともに楽しいベルリン生活を送ってくださいね!
hinayu
アーティストとしてベルリンで活動中。
好きなドイツ語はPurpur(紫)