グルーネヴァルト地区にある鉄道駅。SバーンのベルリンS7が通っている。
第二次世界大戦中、この駅はホロコーストの際にベルリンのユダヤ人を東方へ強制送還するための主要な場所となった。

1879年8月1日、ベルリンからブランケンハイムとウェツラーに向かうウェツラー鉄道の駅として開業した。
当初は近くの湖にちなんでフンデケレと名付けられたが、1884年10月15日に現在の名前になった。城門をモチーフにしたエントランスホールは1899年に完成した。ベルリン・グリューネヴァルトは1928年6月11日にSバーンに連携した。

グライス17記念館

1941年10月18日から1945年2月まで、隣接する商品駅はベルリンからのユダヤ人強制送還の主要な場所の一つでだった。列車はウッジ、リッツマンシュタット、ワルシャワなど東欧のゲットーに向けて出発し、1942年にはアウシュビッツとテレジアンシュタット強制収容所に直接向かう列車が発車。17,000人のユダヤ人を輸送する合計35本の列車がプラットフォーム17からアウシュビッツに直接出発した。終戦までに、5万人以上のユダヤ人がこの駅を経由して強制送還された。
1991年10月18日、旧貨物ヤードに続くスロープに祈念碑が設置された。
1998年1月27日、には「Gleis 17」という祈念碑も設置されこれには、輸送された日付、人数、目的地が記録されている。