ドイツ福音教会所有のプロテスタントの教会である。
クアフュルステンダム沿い、ブライトシャイト広場の中心に位置する。
元々は教会が1890年代に建てられたが、1943年の空襲で大きな被害を受けた。現在の建物は、教会と付属のホワイエ、付属の礼拝堂を持つ独立した鐘楼からなり、1959年から1963年にかけて建設された。旧教会の破損した尖塔はそのまま残され、その1階は記念館として利用されている。
現在の記念教会は、ベルリン西部のランドマークとして有名で、ベルリナーの間では「der hohle Zahn」、つまり「空洞の歯」という意味のニックネームで呼ばれている。
教会はアイアマンの設計で、残された旧教会跡を中心に4つの建物で構成されている。
当初の設計では、旧教会の尖塔は取り壊されていたが、市民からの意見により、新しい設計に組み込まれることになった。4つの建物は、遺跡の西側に新教会とその西にホワイエ、遺跡の東側に塔とその北東にチャペルからなる。教会の平面形状は八角形、塔の平面形状は六角形。これらの建築物は、長さ100メートル、幅40メートルの台地の上に建てられている。教会の壁は、21292枚のステンドグラスをはめ込んだコンクリートハニカムで構成されている。このガラスは、青をメインに、ルビーレッド、エメラルドグリーン、黄色が使われている。直径35メートル、高さ20.5メートル、収容人数1000人以上のこの教会の特徴的な外観を「Lippenstift und Puderdose」(口紅と粉)というニックネームで呼ぶこともある。